Intel NUC(BOXNUC7I7BNH)にVMware ESXi 6.7をインストールしてみた。
Intel NUC(BOXNUC7I7BNH)にESXi 6.7をインストールしている記事が見当たらなかったため、記載します。
USBをインストール用ブータブルメディアとして利用する以外は、通常のサーバにESXi 6.7をインストールする手順と変わりません。ただし、ESXi 6.5をIntel NUCにインストールした際に、データストアへのアクセスが遅いといった事象(※1)が発生しているようですので、あくまで公式サポートされていない点にご注意ください。私の環境では執筆時点(2018年08月26日)で特に問題は起きていません。(NVMe接続のSSDのみ利用しているからかもしれません。)
構成
- Intel NUC Core i7搭載 小型PCベアボーン 2.5インチ/M.2 SSD対応 BOXNUC7I7BNH
- Samsung SSD 250GB 970EVO 専用ヒートシンク付き限定モデル 5年保証 正規代理店保証品 MZ-V7E250B/HS
- CFD販売 ノートPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 16GBx2枚 260pin (無期限保証)(Crucial by Micron) W4N2400CM-16G
- BUFFALO USB3.0対応 USBメモリ バリューモデル 8GB ブラック RUF3-K8GA-BK/N [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]
事前準備
ESXiインストール用のUSBブータブルメディアを作成します。
以下を参考にさせていただきました。
Rufus: 様々なOSのブータブルUSBを作成できるフリーソフト
Rufusの最新は2018/8/16時点で、v3.1(2018/06/19)のようです。
以下からダウンロードできます。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/rufus/
インストール
以下にESXi6.5のインストール手順を示します。
※ ディスプレイをカメラで撮影するという苦肉の策で、画面キャプチャを取得したため、
非常に見づらくなっております。仕様です。繰り返します。仕様です。
事前準備で作成したブータブルUSBメディアを挿して起動します。
正常に起動すると以下の画面が表示されます。[Enter]を押下し、次の画面に進みます。
EULAを一読し問題がなければ、[F11]を押下します。
ESXiが認識しているディスクが表示されます。インストール先ディスクを選択します。
今回は、「NVMe Samsung SSD 970」を選択します。
利用するキーボードレイアウト(言語)を選択します。
日本語キーボードを利用するため、「Japanese」を選択します。
rootユーザのパスワードを設定します。
[F11]を押下し、インストールを開始します。
インストールが完了すると、以下の画面が表示されます。
[Enter]を押下し、再起動します。
再起動処理が開始します。
※ ここで、ブータブルUSBメディアを取り外します。
再起動後、以下の画面が表示されることを確認します。
※ IPアドレスが表示されている箇所をマスキングしています。
ログインし、必要に応じてネットワーク設定等を行います。
まとめ
今回、Intel NUCにESXi 6.7をインストールしてみました。以前のESXiバージョン、通常のサーバと同様にインストールすることが出来ました。省スペース、省電力、低コストで導入できるため、自宅環境として非常におすすめです。RJ45ポートが1つしかないため、ネットワーク周りで凝ったことは出来ませんが、接続先スイッチをタグ対応の機器にすることで、幅が広がるかと思います。
802.1Q VLAN対応のスイッチですが、4000円弱で以下のようなものがあります。
意外と安くであるものですね。

NETGEAR スイッチングハブ ギガビット5ポート/金属シャーシ/VLAN QoS IGMP/外部電源/ファンレス静音設計/省エネ/無償永久保証 GS105E-200JPS
- 出版社/メーカー: ネットギア
- 発売日: 2014/05/26
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (3件) を見る
参考
※1 Intel NUC に ESXi 6.5 を入れる | kurokobo.com
Rufus: 様々なOSのブータブルUSBを作成できるフリーソフト
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません